基調講演1 臨床は研究だと思います
講師: 平山 和美先生 (山形県立保健医療大学 作業療法学科 教授)
臨床と研究は連続的で、大切な心構え、問題の身近さ、重要なヒントの在処も似ています。本講演では臨床からの研究の発想の例などを挙げてお話ししたいと考えております。
講師経歴
1980年 早稲田大学第一文学部卒業
1987年 福島県立医科大学卒業 福島県立医科大学神経精神科
1989年 福島県立医科大学医学部付属病院神経内科 助手
1997年 財団法人脳神経疾患研究所付属総合南東北病院第二神経内科 科長
2004年 東北大学病院高次機能障害リハビリテーション科 助手
2007年 同リハビリテーション部 講師
2009年 山形県立保健医療大学作業療法学科 教授
著書「高次脳機能障害の理解と診察」(中外医学社)
「脳損傷による視覚障害のリハビリテーション」(医学書院)など
基調講演2 研究で変わる考えと行動
講師: 吉川 ひろみ先生 (県立広島大学保健福祉学部作業療法学科 教授)
研究は疑問から始まり疑問で終わります。堂々巡りで意味がないようですが、価値があります。本講演では臨床家が研究に関わることの意義を、私自身の経験を通して述べたいと考えております。
講師経歴
1982年 国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院卒業 病院で作業療法士として勤務
1995年 県立広島大学保健福祉学部作業療法学科(当時・広島県立保健福祉短大)
2004年 県立広島大学保健福祉学部作業療法学科教授
1993年 米国ウェスタンミシガン大学で修士課程修了
2010年 吉備国際大学で博士課程修了
2019年 スクール・オブ・プレイバックシアター日本校リーダーシップコース修了
授業担当科目 作業科学,生命倫理,チーム医療福祉論等
著書「『作業』って何だろう 作業科学入門 第2版」(医歯薬出版)
「作業療法がわかるCOPM・AMPS実践ガイド」(医学書院)
「倫理でスッキリ 医療従事者のモヤモヤ解消法」(シービーアール)など
現在、作業療法教育研究会理事、プレイバックシアター劇団しましま代表等を務める